Nikkei Online, 2022年1月19日 23:05更新
新型コロナウイルスの新規感染者が19日、全国で4万人を上回った。前日に続く過去最多で、1週間前の3倍に急増している。死者は15人が報告された。厚生労働省によると重症者は281人で前日から20人増えている。
新規感染者は東京都、大阪府がそれぞれ7377人、6101人となり、いずれも過去最多だった。先行して9日から「まん延防止等重点措置」が適用されている沖縄県は1433人で高水準が続いているものの、前日から10人減少した。
都内では直近1週間平均の新規感染者は約4598人で前週(約1148人)の4倍。重症者は前日から3人増え10人だった。新たに2人の死亡が確認された。
都内の新規感染者を年代別にみると、20代が2120人と最も多く、30代が1305人、40代が1043人で続いた。ワクチンの接種状況別では2回接種済みが3408人、接種なしが1836人となっている。
参考:県名青抜きは過去最多、背景赤は蔓延防止適用