Source: Nikkei Online, 2023年5月07日 0:00
ChatGPTは米新興OpenAIが公開した自然な文章を生成する人工知能(AI)。
2022年の公開以降、質問に答えて自然な言葉で文章を生成できることで注目されています。
Bardとは利用者の質問に自動応答する対話人工知能(AI)サービスで、
米Googleが提供を開始します。
同社が2021年に開いた開発者会議で公開した言語生成AI「LaMDA(ラムダ)」を
利用して開発しました。
まずは英語でサービスを提供し、日本語などその他の言語への対応については
まだ明らかになっていません。
OpenAIは、AIが社会に貢献することを目指す非営利の研究組織でテスラの
イーロン・マスク氏らが設立に携わりました。
同社が公開している言語モデル「GPT-4(Generative Pre-trained Transformer 4)」は
文章の読解や生成、質問への回答や要約など様々なサービスに応用できる革新的技術
と注目されており、20年に発表された「GPT-3」から大幅に性能を向上させています。
「DALL-E(ダリ)2」とはイーロン・マスク氏ら複数の投資家が設立した人工知能(AI)
研究団体「OpenAI」が22年に公開した画像生成AIで、文章による指示をもとに、
内容に沿った画像や イラストを生み出す。
同団体に出資する Microsoftが DALL-E 2を組み込んだデザインソフトを手掛けるなど、
注目が集まっている。