Nikkei Online, 2026年1月16日 14:45更新

立憲民主党と公明党は次期衆院選の選挙協力で結成する新党の名称を「中道改革連合」に決めた。略称は「中道」とする。立民の野田佳彦、公明の斉藤鉄夫両代表が16日、国会内で開いた記者会見で発表した。
野田氏は名称に込めた思いについて「右にも左にも傾かず熟議を通して解を見いだしていく基本的な姿勢」を挙げた。斉藤氏は「中道は生活者の生活を第一に考える。生活者ファーストと日本の平和を守るということだ」と強調した。
新党の綱領や基本政策は19日に発表する。公約について野田氏は「生活者ファーストの柱の視点として消費税の減税は入れたい」と語った。「赤字国債を発行せずに財源を作ってやる方針は一致している」と財政にも目配せする考えを述べた。
安全保障政策や憲法改正などで保守色を強める高市早苗政権に対し、中道勢力の結集で対抗する。斉藤氏は「右傾化が進み分断と対立を政治的なエネルギーにする風潮のなか、中道の勢力を日本の政治のど真ん中に置くことが非常に大事だ」と訴えた。
衆院選の投開票日は早ければ2月8日となる見通し。公約策定や候補者擁立の調整を急ぐ。
野田氏と斉藤氏は15日に国会内で会談し、新党結成の方針で合意した。衆院選で公明は全ての小選挙区から撤退し、立民出身の候補を応援する。代わりに公明出身者を比例代表名簿で上位にする方向だ。