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Tenki.com, 2019年05月31日18:54
5月は本来、過ごしやすい日が多いですが、今年は記録的な大雨や高温となった日がありました。5月の振り返りと8月にかけての天候の見通しです。
5月として記録的な雨 沖縄・奄美・九州南部では梅雨入り
31日、大陸から東シナ海に前線が延び、九州南部には湿った空気が流れ込みました。九州南部地方が梅雨入りしたとみられる、と発表がありました。
6月~8月の天候
この先、8月にかけて、偏西風は大陸から日本付近で、平年より南を流れるでしょう。太平洋高気圧の日本付近の張り出しは弱い見込みです。高気圧の縁をまわって、日本付近に湿った空気が流れ込みやすいでしょう。梅雨前線の北上は、平年に比べて遅い見込みです。
6月は、沖縄や奄美は、前線の影響を受ける期間が長いでしょう。
7月は、九州から関東を中心に、梅雨前線の影響を受けやすくなる見込みです。九州から関東では、平年に比べて曇りや雨の日が多いでしょう。沖縄、奄美では、平年と同様に晴れる日が多くなる見込みです。
8月は、九州から北海道にかけて、前線や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れる日は少ないでしょう。
気温は、6月は九州から北海道は高温傾向で、前半はかなり高くなる所があるでしょう。
7月、8月は、ほぼ平年並みの見込みです。