病院のマイナ保険証対応、経済対策で支援 デジタル相

河野太郎デジタル相は17日、マイナンバーカードと健康保険証を一体にした「マイナ保険証」を巡り、窓口での説明などで負担が増える医療機関を支援すると表明した。10月内に取りまとめる経済対策に入れる。千葉市での視察後、記者団に語った。

IT見本市「CEATEC2023」で記者団の質問に答える河野デジタル相(17日、千葉市)

河野氏は読み取り機の操作方法の説明などを挙げ「経済対策で負担を乗り越えられるよう支援を盛り込んでいきたい」と述べた。「医療機関によって不公平感が出ないような支援策にしていきたい」と強調した。

政府は2024年秋に現行の保険証を廃止しマイナ保険証に移行する計画だ。
厚生労働省によると、医療機関が患者の保険資格をマイナ保険証で確認する割合は8月時点で5%程度にとどまる。


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